スコア講座その3「2面」

お待たせしました、2面の解説です。


スコアプレイの中で最も難易度が高いのがこの2面です。
理由としては求められる連鎖数が多い(14、15連)ことに加え、相手の攻撃が激しいためです。
あまりの難しさにスコアをやめてしまう人もいるとかいないとか・・・w

ただ逆に言えば2面さえ突破できれば100万点にぐっと近づくということです。
一緒にがんばっていきましょう。


・全体から作る


2面は1面と違い相手の攻撃が早いです。それを完璧に防ぐことはほぼ無理なので、
最初からおじゃまを受けることを想定した形を組むべきです。
具体的にいうと、凸凹したフィールドを作ってしまうと少しのおじゃまで崩されてしまいますので、なるべく平らに積んでいくことです。

図1
図2


適当な図で申し訳ないですが、図2のほうが整地しやすいというのがわかってもらえると思います。



・船


2面では基本的にNOV式を狙いますが、ツモによってはkenny式の連鎖尾部分(と呼ばれる形)を取り入れると伸ばしやすかったりします。
図3

伸ばし方の一例(15連鎖)私はこの形を好んで使っています。
第二折り返し部分が新GTRになっており受けが広いのが特徴です。



・早めに確定させない


1面はゴリゴリ伸ばしでもある程度なんとかなりますが、2面は相手が攻撃してくるためそれでは通用しません。

図4

たとえばこんなフィールド状態で相手に3連鎖打たれたらアウトですね。

そんな事態を避けるためにはいくつか方法があります。


①本体の他に相殺用の副砲を用意する 図5

ただ、副砲にしかならない副砲は、相手が攻撃をしてこなかったら無用の長物になってしまうので注意が必要です。


②キーぷよ、合体を使う 図6

対戦でよく使われる技術。2面でも有効ですが、相手の攻撃にタイミングを合わせるのが難しいです。


③殺られる前に殺る

いや、もちろん殺してはいけませんよw
ここで言いたいのは、相手の攻撃の芽を摘むこと。
つまり攻撃の気配を感じたらあらかじめ2〜3連鎖を打って埋めておくという手です。

作っては壊し、作っては壊し・・・安全を確保しながら少しずつ本体を完成させていきます。
ただあまり大きいのを打ちすぎると相手が死んでしまいますので、分量をうまく調節しましょう。


以上3つの方法を説明しましたが、実際にはこれらを組み合わせて使っていきます。
難しいですが慣れればコツがわかってきますので、がんばってください。



・第二折り返し


第二折り返しはNOV式の折り返し図7
ができれば理想ですが、ツモや相手の攻撃によっては組めないこともあります。
そういうとき私は底上げを使った簡易折り返しを使っています。
飽和連鎖量は純正NOVに比べて減ってしまいますが、組みやすさを優先するという意味ではオススメです。
実際100万点を目指すなら無理にNOV折り返し15連鎖を狙って死ぬより、簡単な折り返しで確実に14連鎖を打ったほうが確率が高いと私は考えています。


いくつか形を示しておきます。


図8

図9

図10