名古屋遠征記2
2日目
10時ちょっと前にホテルを出発。Alfさんと共に朝飯を食おうと店を探すも、どの店にも「営業時間11時〜」の文字が。ありえねぇ・・・
さんざん歩き回ったあげく、スガキヤの前で開店を待ち、ラーメンを食べることに。
二人とも初めてだったのでセルフサービスだということに気付かず。店員のおばちゃんに軽くあしらわれたw
腹ごしらえを済ませ、12時頃Q2入り。平日だというのに既に6、7人ぷよらーがいた。最終的にはもっと増えて15人くらい。
おそらく仕事を休んで来ている人も何人もいるだろう。彼らの目当てはやはり、15時から行なわれる「ぷよ通全一決定戦」
僕の目的ももちろん同じ。というか、大会のみだったら今回は参加してなかった。
いつも一緒にぷよってる仲間が王者に挑む、それを見逃すわけにはいかない。
彼はこの日のために入念な準備をしてきた。
ただの100本じゃない。全国トップというタイトルがかかっているうえ、このギャラリーの数。
挑戦者の立場とはいえ、そのプレッシャーは相当なものだろう。時間が近づくにつれ、Alfさんは心なしか緊張してきているように見えた。
僕はというと、開始までまだ時間があったので爺さんことマホさんと30本勝負をすることに。
前半 15−1
マホさんやられすぎw 完全に魔法力が尽きていましたね。
後半は僕が魔法力を吸い取られ、結局30−12で終了。惜しくも10本以内には抑えられませんでした。。
そして1時間遅れで始まったAlf vs 服部
内容については書きませんが、絶対王者である服部さん相手に少しも怯むことなく
向かっていくAlfさんの姿はとてもかっこよかった。
通りがかりの一般人が「ぷよぷよってこんなに熱いゲームだったんだ」と感嘆していたのが印象的だった。
そう、このときの両者の熱さは現役ぷよらーの僕から見ても特別だった。
やはりトップの人たちはぷよに対する気構えが違うし、だからこそあれほどまでの強さを得ることができたんだろう。
たかがゲームと言ってしまえばそれまでだけど、こんなにも熱くなれるものがあるというのはとても幸せなことだ。そして、同じように熱くなれるライバルがいることも。
考えてみると、僕が今までぷよを続け上達してこれたのも一緒に戦い、笑い合える多くの仲間がいてくれたから。
もし仮にCPUがミスケンより強くても、一人用のゲームだったらこんなに長くは続かなかっただろう。
ぷよは連鎖を作るゲームだけど、自分がぷよをやってきて得た一番大きなものは「人と人とのつながり」なんじゃないだろうか。
100本を見ながらそんなことをぼんやり思ったりした。
残念ながらmolカーのタイムリミットが来てしまったので、100本の途中で引き上げることに。
帰りの車中ではぷよの話で大いに盛り上がった。
みんなあの試合を見て何かを感じたのだろう。
自分もいつかはあの高みへ行きたいと思った。まだまだ遥か先だけど。
そんなわけで、今回は技術よりも精神面でかなり影響を受けた遠征となりました。
おしまい