自分とぷよ〜出会い編〜

今回からしばらくは自分とぷよについての思い出を語っていこうと思います。


僕とぷよぷよの出会いは小学校3年の時にさかのぼる。近所のデパートのおもちゃ屋で何気なく手に取ったゲーム、それがSFCの「すーぱーぷよぷよ」だった。なんとなく惹かれるものを感じ購入。その時はまさか14年後もぷよを続けているとは夢にも思わなかったw


とりあえず説明書に載っていた「3-1階段積み」の練習をひたすらやり、しばらくすると下押しっぱなしで階段5連鎖を組めるようになった。
しかし、すぐ飽きてしまった。というのも当時周りにはぷよのできる友達がいなかったため、ひたすらひとぷよをやっており、当然CPU相手には圧勝。「もうこのゲームは極めた」そう思い、だんだんやらなくなっていった。他のゲーム(ドラクエなど)に夢中になり、ぷよは押入れの中に眠ることとなった。


時は流れ…中学2年生のとき。友人の家で何人かでゲームしていたのだが、M君がさりげなくあるゲームを取り出した。それが僕の運命を決定づけるソフト「ぷよぷよ通決定盤」だった。

「俺ぷよ得意だよ」そう言って対戦を申し出る僕。負けるはずないと思っていた。もうぷよぷよは極めている。
対戦開始。得意げに速攻5連鎖を打つ僕。すると相手が連鎖を発動してきた。


なんだこの積み方は!?階段積みの上ににょっきりと棒が生えている!
M君が使っていた積みはこのようなものだった。
当時、折り返しや後打ち有利などという言葉を全く知らない僕。
5連鎖打つ→返される、5連鎖打つ→返される…  の繰り返し。全く勝てない。


ショックではあったが、これで僕の負けず嫌い根性に火がついてしまった。
気がついたら僕は言っていた「そのソフト貸してくんない?」


さて、ソフトを借りたものの、何から始めればいいのやら。とにかくあの不思議な積み方の謎を解かなければ。
そこで発見したのが、田中さんと松金さんによる「ハイテク攻略法」だった。
衝撃だった。と同時に感動すら覚えた。こんな強い人がいるのか。


それからは寝ても覚めても必死に折り返しの練習。通学中、授業中も連鎖の形を紙に書いて覚えようとした。


数週間後折り返しを習得した僕は、M君へのリベンジに臨んだ…                                        
                                     次回につづく