開幕2手で赤青、赤赤と来たときどう置くでしょうか?


私が見る限り、ほとんどの人がL字を作っていると思います。
さて、そこからこんな形に移行したとします。これもよく目にする形だと思います。


このように、序盤のツモによっては多くのプレイヤーが似たり寄ったりの土台を組んでいます。
しかし、同じ形でもプレイヤーレベルによって見えているものは全く違うのです。


さきほどの形をもう一度見てみましょう。


初級者Aさんは黄色から伸ばすことしか頭にありません。


また中級者Bさんは右端で2ダブが打てることに気付きました。


そして上級者Cさんはこの形を見て2通りの2ダブ(緑青を3列目、または緑を4列目)の可能性、さらに本体の逆発火ができることに気付きました。



最終的に黄色からアタマを伸ばすことを選択するにしても、いろいろな選択肢に全く気付かないのと
気付いた上でやらないのとは結構な差があります。ちなみに追い討ちの時などは、フィールドに残ったぷよから素早くつぶしを打てる筋を見つけることが重要です。


この「フィールドからの情報収集力」は、上級者と超上級者の間でも最も差が出るポイントの1つだと私は考えています。実際、私より上手い人のプレイを見ていると、「そんなところにネタがあったのか!」と感心させられることが多いです。



ではどうしたらこのような力をつけることができるのか?

それには多くの形を「知る」こと。そして「使ってみる」こと。これに尽きると思います。

そのためには地道な努力しかありません。

私自身も昔2ダブのパターンを紙に書き出したり、よく使う土台をどう生かすか考えたりしました。

しかしまだまだ知らない形がいっぱいあります。ぷよは奥が深いですね。それでは。